投稿者224人交流 松山で第60回全県大会 てかがみ

 愛媛新聞生活面の投稿欄「てかがみ」の投稿者や愛読者が集う「第60回てかがみ全県大会」が25日、松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋であり、女性224人が親睦を深めた。
 女性が日々の暮らしや心情をつづる同欄は、1957年に始まり、来年2月に丸60年を迎える。年1回開催の大会で一足早く節目を祝った。
 愛媛新聞社の土居英雄社長が「てかがみは60年間紙面を飾ってきた、なくてはならないコーナー。今後もより充実していくよう努めたい」とあいさつした。
 土曜日の生活面に「ふるさとの風景」を連載中の彫刻家・イラストレーター村上保さん(66)=大洲市出身=が、連載への思いや制作の裏側を講演。掲載した切り絵を再録した資料を示しながら、「フラフープがブームになった時には、腸捻転になるといううわさが流れた。今は健康にいいといわれ、世の中の風潮で物の評価が随分変わる」などと話し、会場の共感と笑いを誘っていた。
 「昭和はのどかな時代。30年代はみんな貧乏だったが、希望があった。今は豊かだが、大切なものを失っているのではという気持ちが心の隅にある」と語り、「(作品が)生活の癒やしになるのかなと思う。一つ一つ風景を拾い、作り続けたい」と意欲をみせた。
 交流会では、各てかがみ地区会の代表者らが、例会や地区文集発行などの活動状況を報告。「70周年に向けて頑張っていく」「てかがみをきっかけにいい絆ができた」と思いを語っていた。

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